2016年10月13日
香川大学医学部看護学科学生が本学「夢チャレンジプロジェクト」の支援を受けて行っている活動が、朝日新聞(香川版)に掲載されました。
この活動は、かつて観音寺市・伊吹島で出産後の女性が赤ちゃんと一緒に約1か月間共同生活した「出部屋」についての歴史を調査し、紹介パンフレットの作成などを行っているものです。
なお、瀬戸内国際芸術祭にあわせ、学生が10月15日、22日の両日、現地の「出部屋」跡地に当時の様子を紹介したパネル展示をして説明する予定です。
朝日新聞デジタル 香川)産後に過ごす「出部屋」の歴史 香川大生が紹介(10/3)
「香大生の夢チャレンジプロジェクト事業」について
香大生の夢チャレンジプロジェクト(2015年度)「伊吹島-出部屋-より未来へ発信~ハートの島より愛を込めて~」
本活動は、本学在学生向け広報紙「KADAIGEST(カダイジェスト)」の9月号でも紹介されています。
本活動の「夢チャレンジプロジェクト」説明文から
・出部屋で産後を過ごした人たちも高齢となり、今後歴史的な価値ある文化の継承が困難となる可能性があるため、その人々の語りにより当時の様子や思いを伝え多くの人に知ってもらう。
・出部屋の歴史や文化に触れることで、「いのち」が生まれることについて若い世代の人々が自己の考えを見つめる機会を提供する。