2021年09月27日
令和3年8月31日(火)〜9月22日(水)、第1回香川大学・チェンマイ大学・国立嘉義大学合同シンポジウム(1st Trilateral Symposium on SDGs 2021)が、香川大学のホストでオンラインにて開催されました。本シンポジウムは、メインセッションに加え、Sustainability & Food、Sustainability & Technology、Sustainability & Society、Sustainability & Healthの4つのサイエンスセッション、および3日間の学生セッションから構成されました。
医学部は主に、令和3年9月6日(月)15:00〜18:05 (日本時間)にZoomを活用して開催されたSustainability & Healthセッションを担当しました。本セッションは、チェンマイ大学健康科学研究所のDr. Tippawan Prapamontol、国立嘉儀大学生命科学部のProf. Hsin-I Chang、香川大学医学部衛生学の鈴木裕美助教及び国際交流委員会委員長の和田健司教授がオーガナイザーを務め、各大学から2名、計6名の講師による招待講演が、常時約70名の参加者を得て実施されました。講師には、単に研究成果の情報を交換するのではなく、近い将来の国際共同研究を展開するきっかけとなる場として生かしていただけるよう、若く新進気鋭で、海外の共同研究先を探している研究者が推薦されました。香川大学医学部からは、看護学科地域看護学の芳我ちより教授と医学科腫瘍病理学の松田陽子教授が研究発表を行いました。
6件の講演後、オーガナイザーによって論議が要約されましたが、今回のセッションを通じていくつかの共同研究の芽を見いだすことができたとの評価で一致しました。さらにオーガナイザーが要となって、共同研究の可能性がある研究者間のアレンジを実施すること、競争的な研究経費への申請を推進すること等が述べられました。
最後に来年の第2回シンポジウムでの対面での再会を約束して、散会となりました。本セッションの実施をご支援、ご指導いただきました皆様に、この場をお借りして深く感謝申し上げます。
プログラム(PDF:110KB)
Trilateral Symposium on SDGs