2023年11月29日
この度、日本コミュニティ心理学会第26回大会を開催いたします。4年ぶりの対面開催で、香川大学幸町キャンパスを会場としております。
今大会のテーマは「コミュニティにおける知と経験の伝承」です。魅力的なコミュニティがすでに持っている特徴やそれを維持するタネや仕掛けを共有することから、これからのコミュニティ支援において我々実践家・研究者に何ができるのかを学び考えていきたいと思います。
運営委員会では、うまくいっているコミュニティや人を惹きつけるコミュニティの事例を学ぶ機会として、基調講演と大会企画シンポジウムの2つのプログラムを準備しました。
兒玉憲一先生による基調講演では、HIV医療分野の心理職の活動を中心に、専門職のコミュニティづくりについてお話しいただきます。
大会企画シンポジウムでは、竹森元彦先生、大賀睦夫先生、須藤順先生から四国遍路を題材に日本文化に根ざした地域コミュニティの魅力について話題提供していただきます。
参加者の皆様にも、これまでの体験やそこで得た知恵、各自の関わるコミュニティへの思いを存分に語っていただきたいと思います。さまざまな地域の老若男女の実践家・研究者の間で活発な知と経験の交流が起こったならば、これに勝る喜びはありません。今大会がさまざまな立場からの情報発信や活発な議論の場となることで、わが国におけるコミュニティ心理学の発展に寄与できればと願っています。
【日本コミュニティ心理学会第26回大会】
開催日時 令和5年12月16日 (土) ~17日 (日)
開催場所 香川大学幸町キャンパス 北8号館
対 象 者 コミュニティ心理学に関心のある研究者・実践家・学生の方
参加申込方法等詳細は大会ウェブサイトをご覧ください。
URL: http://jscp1998.jp/taikai/2023/2496/
【基調講演】
「コミュニティ支援のバトンをつなぐ ― HIVカウンセリング35年を振り返って―」
講師 兒玉 憲一 先生 (広島大学名誉教授)
【大会企画シンポジウム】
「現代のお遍路を読み解く ― コミュニティデザインからみた四国遍路のもつ持続可能性のシステムについて ―」
話題提供者 竹森 元彦 先生 (香川大学)
大賀 睦夫 先生 (香川大学名誉教授)
須藤 順 先生 (高知大学地域協働学部)
指定討論 谷渕 真也 先生 (香川大学)
司 会 三好 真人 先生 (常葉大学)
若手の集い 12月15日 (金) 15時~
タイムテーブルはこちら
大会長 心理実践教育学講座 谷渕 真也