2022年03月23日
香川大学主催による日本リハビリテーション連携科学学会第23回大会が、2022年3月5日(土)・6日(日)に、全面オンラインで開催されました。
大会長は清水裕子教授(慢性期成人看護学)であり、大会運営事務局(大会事務局 松本啓子教授)は香川大学医学部看護学科清水研究室に置かれました。
大会テーマは、4つ目の健康の定義を深める目的で「リハビリテーション専門職の癒す力~スピリチュアルケアコンピテンシー」です。
学会本部事務局は、筑波大学大塚校舎に拠点を置く学術団体「日本リハビリテーション連携科学学会」であり、老化、身体障碍、知的障害、精神障害の4障害とその方々への就学支援、社会適応、社会生活力、職業リハビリテーションなどの総合リハビリテーションを研究する研究者集団です。従って、会員には医師、看護師、PT、OT、ST、特別支援教員、ジョブコーチ等多職種が含まれています。
当大会運営組織には、香川大学医学部と教育学部との部局間連携、また香川大学と高松大学という大学間連携のもとで連携を基盤とする大会となりました。
更に、後援に名を連ねたのは、所属の国立大学法人香川大学、香川総合リハビリテーションセンター、公益社団法人香川県看護協会、一般社団法人香川県介護支援専門員協議会、香川県理学療法士会、香川県作業療法士会など、地域の方々からのご理解を賜わった盛会な大会となりました。
特に、香川らしい地域連携の紹介となったのは、瀬戸内諸島地域における専門職種の取組みとして、医療と福祉が島しょ地域をつなぐ「女木の風(めぎのかぜ)」活動です。
大会事務局の松本教授(在宅看護学)は、「まさに、専門職の癒す力の活動紹介であり、大会終了後多くの方々から賛同の声をいただき、大会長をはじめ大会運営組織として喜ばしい気持ちと共に、専門職として身の引き締まる思いにもなりました」と語っています。