香川大学医学系研究科（博士課程）アドミッションポリシー

本研究科では、高度な研究能力を備えた基礎研究者、基礎研究と臨床の現場を結びつける橋渡し研究者及び臨床研究を計画遂行する臨床研究者を育成する『基礎臨床研究医･生命科学研究者育成コース』と、専門性の高い診断・治療技術に裏打ちされた高度なリサーチマインドをもった医療人及びがん診療のプロフェッショナルの育成を目指す『高度医療人育成コース』を設置する。

両コースには、必修の共通科目として、｢医科学概論｣、「医科学特論」、「研究・生命倫理」のほか、本学の特色である「希少糖科学特論」を設置する。

また、専門科目については、深い専門性と幅広い知識を身に付けるため、大学院修了後の進路や専門性に基づく４つの科目群を設置する。

『基礎臨床研究医･生命科学研究者育成コース』には、医学の領域において、自立して独創的な研究活動を行うに必要な高度の研究能力とその基礎となる豊かな学識を備える人材を目指す学生のために「ライフサイエンス科目群」を、基礎的な研究シーズを臨床に応用する橋渡し研究者を目指す学生のために「トランスレーショナルリサーチ科目群」を設置する。

『高度医療人育成コース』には、地域特有の疾患に対応し、最新の幅広い医学の知識を学び、高度な専門性とリサーチマインドを有する医療人や専門医取得を目指す学生のために「臨床医・メディカルスタッフ養成科目群」を、地域に求められる高度な技術と知識を持ったがん専門医とチームとしてがん診療を行うことができる専門職医療人を目指す学生のために「がんプロフェッショナル養成科目群」を設置する。