地域との連携

三木町の交流事業への協力

香川大学医学部は、その交流活動を地域との連携の中で考え発展させてきました。特に医学部のある三木町とは密接な連携をとり、さまざまな共同事業を行ってきました。

医学部が展開していたカルガリー大学医学部との国際交流事業をきっかけとして三木町からの依頼を受け、三木町の姉妹都市(町)を探すことに協力した結果、2003年から三木町とカルガリー市の郊外に位置するディズベリー町の友好交流関係が始まりました。そして2005年3月には第1回親善大使としての中学生派遣が実現しました。2009年4月には、石原収三木町長ほか三木町関係者と医学部関係者がディズベリー町を訪問し、ウィッタル・ディズベリー町長と共に姉妹町としての調印式が行われました。医学部が所在する三木町の国際化施策に対しては、国際交流委員会委員長が三木町交流委員会副委員長として就任するなど、積極的に協力しています。

この他にも、香川県や高松市などとも連携して交流活動を行うことを心掛けており、地域に根ざした国際交流活動でありまた、地域と共に行う交流活動であることを目指しています。今後ますます国際化が進むことを考えると、大学の国際化が、地域の国際化に寄与し、また地域のニーズとともに進展していくことが重要であると考えています。

バングラデシュ香川友好協会

香川大学医学部の教員及び外国人教員らがバングラデシュと香川県の友好関係のもとに、医療をはじめとする援助を通じて、バングラデシュの自立を手助けすることを目的とした「バングラデシュ香川友好協会」を2002年4月に発足しました。

バングラデシュの出身である教員らが日本で学んだ知識と資金で母国に設備の整った診療所や学校などの施設を建設しようと国際協力活動を行っています。