平成29年8月18日、19日に小豆島中央病院において地域医療スピリットが開催されました。この事業は、地域医療のマインドの醸成を目的に香川県が主催し、平成21年より県内の各医療機関により運営開催されています。今年度は、小豆島中央病院企業団、公益社団法人地域医療振興協会の運営のもと2日間の日程で行われました。自治医科大学の学生、香川大学の学生18名が、病院見学、訪問診療などの見学、災害医療の講義、グループワークなどを行いました。
グループワークでは、「離島医療を考える―小豆島の災害時における問題点と対策―」と題して災害が起きた際の離島での医療について活発な意見交換がなされていました。常日頃から防災意識を持っておくこと、事前に救援物資を数か所に分けて準備しておくことなど様々な意見がありました。
また、夕食には夕焼けの美しい瀬戸内海を背景にバーベキューもあり学生は、離島の医療の厳しさも感じながら、離島ならではの生活の素晴らしさも実感していました。参加学生のみなさんが医師となり、地域医療に貢献する使命感をもって活躍することを願っています。このような貴重な企画をしていただいた関係各位の皆様に心よりお礼を申し上げます。