細胞の微細構造と機能の探索
細胞機能を可視化するイメージング
組織細胞生物学が担当する解剖学Ⅱでは、正常の人体の構造と成り立ちを肉眼レベルから顕微鏡レベルまで学習します。到達目標は、人体の器官、組織、細胞の形態、そしてこれらを構成する分子とその働き、機能関連を理解することです。
当研究室では、生体防御機構のひとつとして重要なマクロファージのファゴサイトーシス(異物の取り込み)やマクロパイノサイトーシス(液相性取り込み)を制御する分子メカニズムを研究しています。電子顕微鏡での微細形態の観察だけでなく、生きた細胞内で機能を可視化するバイオイメージング技術を用い、形態と機能関連の解明に挑んでいます。