抗原提示細胞である樹状細胞の機能を、分子・細胞・個体レベルで明らかにします。
免疫学の講義では、医学生が免疫現象について原理に遡って理解できることを目指す。
【学部教育】
全学部1年次:全学共通科目 主題科目
医学科1年次:早期医学実習Ⅰ、1年次チュートリアル
医学科2年次:早期医学実習Ⅱ、医学と研究
医学科3年次:免疫学(講義・実習)、医科学研究、症候論の一部
医学科4年次:感染症ユニットの一部
医学科5年次:医学実習Ⅱ
医学科6年次:医学実習Ⅱ
臨床心理学科2年次:病理学・免疫学概説の一部
【大学院教育】
医学系研究科看護学専攻(博士前期課程)
・専門科目(助産学):助産学特論Ⅲ
医学系研究科医学専攻(博士課程)
・医科学概論(RIの特徴と研究への利用)
・専門科目(免疫制御学、免疫機能を調節する薬剤の開発)
・実技指導セミナー
当研究室では、自然免疫において抗原提示細胞として働く”樹状細胞”について、その細胞分化メカニズムや活性化メカニズムの解明を目指して研究を行っています。研究手段として、生化学、分子生物学、細胞生物学や、疾患モデル動物の作成などの技術を用いることにより、生命現象を分子の機能で説明すべく取り組んでいます。これら基礎研究で得られた成果については、自己免疫疾患の治療法開発など、臨床応用する事を常に意識して研究を進めています。