2022年03月31日
大林由美子准教授(歯科口腔外科学)が、海上保安庁 第六管区海上保安部より、長年にわたり、海上保安医制度の嘱託医師として香川県海域で発見された身元不明死体等の歯牙鑑定を行ってきた功績に対し、感謝状を贈呈されました。また、これを受けて、3月29日(火)に、三木医学部長及び門脇病院長に報告がありました。
大林准教授は、平成18年頃から平時の身元不明確認作業に携わり、東日本大震災では岩手県での身元確認作業にあたられました。当時を振り返って、「一人でも多くの身元不明のご遺体を家に帰らせてあげたいという気持ちが強くなったと同時に、混乱の中の大規模災害の際には身元確認に関して多くの課題があることを感じました」と語られ、「今後も身元判明率向上のために微力ながら努力したいと思っております」と抱負を述べられました。